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跨境 日本語文学研究 Vol.4(2017)

集団の記憶、個人の記憶

出版社名 高麗大学校GLOBAL日本研究院
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-305-40304-9
4-305-40304-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 214P 26cm
シリーズ名 跨境

商品内容

目次

エッセイ―跨境の言葉(駑馬の歩みながらも―私のハングル邂逅記
文化越境への意思―『東日本大震災・東北朝鮮学校の記録』から
純文学と大衆小説の狭間―現代文学における「終わり」の比較)
特集:集団の記憶、個人の記憶(あまんきみこ戦争児童文学における「満洲」表象―「雲」を中心として
東山彰良『流論』―「ハードボイルド・ミステリ」が異化する“東アジア”三世代の「歴史」と「記憶」
在日朝鮮人雑誌『季刊まだん』の作品分析―「アンニョンヒアボジ」と「無花果」を中心に
正宗白鳥「日本脱出」再考―『古事記』をプレテクストとして
ライトノベルのける災害描写に関する研究―「涼宮ハルヒ」シリーズを中心に)
一般論文(戦後日本映画『愛を乞うひと』における台湾表象―忘却と記憶のはざまで
文学の科学への欲望―成〓(ほう)吾の漱石『文学論』受容における“微分”
樺太/日本/朝鮮の異邦人―李恢成「またふたたびの道」論
戦争の記憶と自分史の変遷―自分史の書き方本からのアプローチ)
研究資料(龍谷大学所蔵の遺墨から理解できる安重根の行動と思想
『LE・MOULIN』第3輯における李張瑞の作品
植民地期初期“韓半島で刊行された日本語民間新聞の文芸物”)
フォーラム参加記(名古屋フォーラムに学ぶ―石森児童文学検討の視点)