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国富論現代の読み方

邱永漢ベスト・シリーズ 38

出版社名 実業之日本社
出版年月 1996年4月
ISBNコード 978-4-408-32057-1
4-408-32057-9
税込価格 1,282円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

経済学のバイブルといわれるアダム・スミスの『国富論』は、今から200年以上前に書かれたものですが、貿易摩擦、消費税、国家財政の大赤字…と、現在の日本を取りまく経済環境と当時のヨーロッパ状況があまりにも似ていることに驚かされます。この本は、『国富論』をやさしく解説すると同時に、現代社会の問題点も鋭く指摘し、示唆に富むものになっています。

目次

経済学はモノにまつわる哲学である
人間の利己心が「分業」を推進する
貨幣は国家の「欲と悪」で目減りする
発展する経済の中に充足感と幸福がある
繁栄の証明=利潤は下がり地価は上がる
職業の報酬格差―なぜ稼ぎが違うか
銀行は経済の牽引車だが、暴走もする
資本がふえれば国は栄える
商人が自由貿易への扉をこじあけた
効率の権化、神の「見えざる手」とは何か〔ほか〕