• 本

魍魎の匣

出版社名 講談社
出版年月 2004年1月
ISBNコード 978-4-06-212254-2
4-06-212254-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 1049P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

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    この本は「京極シリーズ」の第二作目で、映画で上映された「魍魎の匣」の原作です。 ある日、少女が事故にあったことから物語が始まります。「魍魎の匣」は、なんといっても登場人物が魅力的で、古本屋にして陰陽師・京極堂や、小説家・関口巽、探偵・榎木津札次郎など個性的な人物が登場します。そして、一人一人が三つの事件に巻き込まれていきます。映画には無い内容もあるので、見た人も見ていない人にもおすすめです。(牛堀中学校体験学習生 茂木優樹)

    (2008年1月11日)

商品内容

要旨

匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物は落とせるのか!?日本推理作家協会賞受賞作。

著者紹介

京極 夏彦 (キョウゴク ナツヒコ)  
1963年、北海道生まれ。1994年、『姑獲鳥の夏』(講談社ノベルス)でデビューする。1996年、『魍魎の匣』にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)