• 本

出版社名 集英社
出版年月 2005年5月
ISBNコード 978-4-08-773430-0
4-08-773430-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 213P 20cm

商品内容

要旨

お母さん、僕を許してくれますか?すべての母のある子は涙する、哀切極まりない表題作他、作家初期から亡命までの8編。ノーベル賞作家の自選短編集。

出版社
商品紹介

すべての母のある子は涙する哀切極まりない表題作ほか文革という時代から逃れられない、みずみずしい青春が胸をうつノーベル賞作家・珠玉の短編集。

おすすめコメント

「お母さん、僕をゆるして・・・」。ノーベル賞作家、創作の原点。全ての母のある子は涙する、哀切極まりない表題作。互いに好感を抱きつつ結ばれなかった女性への想いを描く「花豆」等、初期から亡命までの八篇を収録。文革という時代から逃れられない瑞々しい青春が胸をうつ短編集。

出版社・メーカーコメント

初期から亡命に至る作家原点の秘密を明かす。お母さん、僕をゆるしてくれますか? すべての母のある子は涙する哀切極まりない表題作ほか文革という時代から逃れられないあまりにみずみずしい青春が胸をうつノーベル賞作家・珠玉の短篇集。

著者紹介

高 行健 (ガオ シンジェン)  
小説家・劇作家・画家。1940年、中国江西省生まれ。62年、北京外国語学院フランス語科卒業。文革中は山村で5年余りを過ごす。70年代末、モダニズム小説の作家として登場。のち演劇の分野に進出、脚光を浴びるが、不条理劇『バス停』(83年)で激しい批判にさらされた。その後、絵画に活路を見いだし、85年からヨーロッパ各地で個展が実現。87年末出国、翌年からパリに逗留。89年、パリで天安門事件を知り、『逃亡』(90年)を執筆、祖国を捨て、政治亡命者となる。以降、中国では全作品が発禁。97年、フランス国籍を取得。『霊山』(90年)、『ある男の聖書』(99年)を中心とした文学活動で2000年度ノーベル文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)