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時生

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-06-275166-7
4-06-275166-6
税込価格 935円
頁数・縦 533P 15cm
シリーズ名 時生

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 彼の作品、代表作といえば2つの人気シリーズや白夜行などを思い浮かべる方が多いかもしれない。個人的には「時生」が一番。それは初読のときから今も変わらない。最近、自分以外の方も結構好きだということをランキングで知り嬉しくなりました。拓実のダメっぷりに腹が立ち心が痛くなり、トキオの言葉に揺さぶられる。後に拓実が時生をいろんな所に連れて行き、いろんな話を聞かせたことが分かるエピソードは読む度に胸が熱くなる。

    (2012年2月20日)

  • 東野圭吾作品の中で一番好きな作品です。
    ラストはとても切ないですが、生きていくことのすばらしさを実感できます。

    (2009年10月5日)

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商品内容

要旨

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

おすすめコメント

グレゴリウス症候群を患う息子・時生に最期のときが訪れつつある時、父親・拓実  はかつて花やしきで出会った謎の少年との出会いを思い出した。父子の感動物語。

出版社・メーカーコメント

ベストセラー作家がずっと書きたかった物語グレゴリウス症候群を患う息子・時生に最期のときが訪れつつあるとき、父親・拓実はかつて花やしきで出会った謎の少年との出会いを思い出した。父子の感動物語。

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)