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ヨーガンレールの社員食堂

出版社名 PHPエディターズ・グループ
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-569-69554-9
4-569-69554-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 255P 19cm
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4月7日の献立
(P.76)
食堂の1日
(P.66)
1月6日(木)
の献立(P.10)

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • こんな社員食堂のある会社で働きたい・・・。 高い天井と大きな窓。そこからふりそそぐ太陽の光。 ヨーガンレールの社員食堂は、社屋の中で一番気持ちのよい場所にあります。吟味された素材や調味料を使い、有機野菜を中心とした肉・魚を使わないベジタリアンメニュー。5、6種類のお惣菜とスープ、玄米ご飯が、実働216日間、1日たりとも同じモノがかぶることなく日替わりで提供されています。普段は、社員の方以外には開かずの扉のこの社員食堂。こんなに素晴らしい料理たちが毎日並ぶと聞きつけて高橋みどりさんが1年間の取材の末、一冊の本にまとめて下さいました。簡単なレシピと料理の写真が、日記のように綴られた本書。毎日のおかずに困ってしまう、という方には、お役立ち間違い無しです。特別ではなく、日々繰り返される普段の食事だからこそ、なるべく「きちんと」いただくということ。「食」を通して感じられるその誠実な姿勢は、毎日をきちんと生きるということの、清清しさを教えてくれるようにも思えます。

    (2014年3月31日)

商品内容

要旨

料理スタイリスト・高橋みどりの好奇心のアンテナが大きく振れた―。社員食堂のある一年間の記録。実働216日間。うち年4回の展示会はいつもとは違う大皿料理。献立とレシピをオールカラーで一挙公開。そこには、食にとって大切なすべてがあった。

目次

ようこそ、ヨーガンレールの食堂へ
食堂の1日
献立のたてかた
基本の料理のつくりかた
基本の調味料と野菜など
レールさんへ7つの質問
沖縄での時間

おすすめコメント

人気スタイリスト高橋みどりが一目惚れし、一年間追いかけたヨーガン レールの社員食堂には、食にとって大事なことが全部そろっていた。

出版社・メーカーコメント

社員食堂とは、その会社の社員以外にとっては、基本的には開かずの扉である。 ――が、人気スタイリスト・高橋みどりの手によって、その扉は開かれた。 デザイナー・ヨーガン レール自身が、「誰のためでもない、まず自分のために」と選んだのは、社内でも光にあふれる一番いい場所。料理人が腕によりをかけて作るのは、有機野菜を中心に肉・魚・さとうは使わない、こだわりの日替わりメニュー。たんたんと日々繰り返される社員食堂に、家庭料理のような楽しさ、おいしさを表現して。ある1年、216日間の献立とレシピをオールカラーで一挙に紹介します。

内容抜粋

本書「おわりに」より

いまでも忘れない、初めて感じたあの感動は、この食堂の空気、光、そしてその存在にありました。そのおいしさと献立に、ベジタリアンメニューだったことに、そして確かな素材を使うことは大前提としていることへの感心は次の時点での感動でした。「誰のためでもない、まずは自分のために…」と言いながら、ちゃんと社員のことを思い、そしてちっぽけなこだわりだけではなくて、もっとおおきな地球レベルでものごとを考えている人が要となっている幸せ。企業のなかで、こういうかたちでの食堂が、あたりまえのように存在していることを素晴らしいと思います。

著者紹介

高橋 みどり (タカハシ ミドリ)  
1957年生まれ。スタイリスト。主に食まわりを中心にスタイリング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)