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孤宿の人 上

新人物ノベルス

出版社名 新人物往来社
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-404-03558-5
4-404-03558-6
税込価格 968円
頁数・縦 347P 18cm
シリーズ名 孤宿の人

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 長編時代小説、時代ミステリーで作者の得意とするところである、上巻ではキーになりそうな人物はかなり登場する。ただ謎を解くとなると、決定的なものに欠ける。下巻に期待したい。緻密な文章は作者の真骨頂

    (2008年7月21日)

商品内容

要旨

江戸から金比羅代参で讃岐国を訪れた九歳の少女ほうは、丸海の港で置き去りにされ、たった一人見知らぬ土地に取り残される。幸い、丸海藩の藩医・井上舷洲宅に奉公人として住み込むことになった。そして半年―、この丸海の地に幕府の罪人・加賀殿が流されてくることに。海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、加賀殿の所業をなぞるかのように不可解な毒死や怪異が井上家と丸海藩を襲う…。

著者紹介

宮部 みゆき (ミヤベ ミユキ)  
東京都江東区に生まれる。昭和62年、「我らが隣人の犯罪」で第26回オール讀物推理小説新人賞受賞。同年「かまいたち」で第12回歴史文学賞佳作受賞。平成元年、「魔術はささやく」で第2回日本推理サスペンス大賞受賞。平成4年、「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞、「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞受賞。平成5年、「火車」で第6回山本周五郎賞受賞。平成10年、「理由」で第120回直木賞受賞。平成13年、「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、平成14年、第6回司馬遼太郎賞、第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。平成19年、「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)