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ローマ盛衰原因論

中公クラシックス W53

出版社名 中央公論新社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-12-160104-9
4-12-160104-1
税込価格 1,485円
頁数・縦 225P 18cm

商品内容

要旨

繁栄と没落の「原因」を探る、「帝国」解体論の嚆矢。

目次

ローマの初期
ローマの戦争
ローマにおける戦術について
いかにしてローマ人は勢力を拡張したか
ガリア人
ピュロスについて
カルタゴ・ローマ比較論
ハンニバル戦争
カルタゴ人没落後のギリシア、マケドニア、シリア、エジプトの状態について
あらゆる民族を征服するためにローマ人のとった統治について〔ほか〕

出版社
商品紹介

千年王国を謳った共和政ローマはなぜ崩壊したのか。多様な系をたどり帝国支配の負の遺産をモンテスキューの透徹した視線が追う。

著者紹介

モンテスキュー (モンテスキュー)   Charles‐Louis de Secondat,Baron de La Br`ede et de Montesquieu
1689〜1755。フランスの啓蒙思想家。ボルドー近郊で生まれ、長じて法律家として高等法院に勤めるが、絶対王政末期のフランスにおける不条理な政治や思想を軽妙に風刺した『ペルシア人の手紙』で注目された
井上 幸治 (イノウエ コウジ)  
1910年(明治43年)埼玉県生まれ。東京帝国大学文学部西洋史学科卒。同大学大学院修了後、平凡社嘱託となり『世界歴史事典』『世界大百科事典』の編集委員を務めた。その後、神戸大学、立教大学、津田塾大学の教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)