• 本

聖女の救済

出版社名 文藝春秋
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-16-327610-6
4-16-327610-6
税込価格 1,781円
頁数・縦 378P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 信じられないトリックに、驚愕。

    ご存知「ガリレオ」シリーズの長編です。
    ある夫婦に起きた殺人事件の謎を、ご存知湯川学博士が鮮やかに解き明かします。
    それにしても、最後のトリックには驚愕しました!!
    それを味わうだけでも必読ですが、流れるような鮮やかな展開も健在です。
    TVドラマのファンの方々、是非読んで見てください!

    (2012年3月16日)

  • ご存知ガリレオシリーズ最新刊

    ガリレオシリーズの最新刊ですが、今回も最後の最後まで、犯人は分かっていながらも謎が解けなかった。人間の心の複雑さをしみじみ感じた作品でもありました。そして、ダイイングアイ同様、結局女って怖い!!という感想に至りました。

    (2008年11月16日)

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商品内容

要旨

男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。

おすすめコメント

直木賞を受賞し、年末のミステリーベスト10企画で軒並み1位に輝いた『容疑者Xの献身』は紛れもなく東野さんの代表作ですが、そのシリーズ最新長篇が、満を持して登場します。今回、探偵ガリレオこと湯川が迎えた新たな敵は――女です。会社社長が自宅で毒殺された。女性刑事・内海薫は離婚を切り出されていた妻を直感で疑うが、妻には鉄壁のアリバイがあった。捜査が難航するなか、湯川が推理した殺害方法は、「虚数解」。女性ならではの非論理的な思考が編み出した驚愕のトリックを、湯川は証明することができるのか。(YB)

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年、エンジニアとして勤務しながら『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年、『秘密』で日本推理作家協会賞、2006年、『容疑者Xの献身』で直木賞受賞。同書は本格ミステリ大賞、2005年度の「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」各第1位にも輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)