• 本

短劇

出版社名 光文社
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-334-92646-5
4-334-92646-0
税込価格 1,870円
頁数・縦 335P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 先月末ご紹介した「夜の光」を読んだ後だと

    先月末ご紹介した「夜の光」を読んだ後だと、同じ作者かと疑うほどテイストの
    異なった作品でした。コワ〜イです。いつも目にしている人や物など、「日常」の
    風景がふと疑わしくなってしまうかもしれません。コワ〜イですよ。
    「短劇」の名のとおり、ショートショートよりは少し長いくらいの話が19作も(!)
    収録されているので、一気に読むより一日一話と決めて読むと面白いかも
    しれません。わたしは朝のほんの5分〜10分に読みましたが、非常に頭が
    冴えました。というか、あまり夜にはよみたくないかも…。

    (2009年3月25日)

商品内容

要旨

たとえば、憂鬱な満員電車の中で。あるいは、道ばたの立て看板の裏側で。はたまた、空き地に掘られた穴ぼこの底で。聞こえませんか。何かがあなたに、話しかけていますよ。坂木司、はじめての奇想短編集。少しビターですが、お口にあいますでしょうか。

出版社
商品紹介

「本が好き!」創刊以来、連載している掌編を1冊に。著者がはじめて挑む、ときにシリアスに、ときに幻想的に、多彩で小粋な掌編集。

おすすめコメント

多彩で魅力的な物語たちが、あなたを虜にします。小説の毒。小説の蜜。これが、坂木司の本性。かも。ささやかな悪夢を、お目にかけましょう。……醒めないかもしれないけれど。たとえば、憂鬱な満員電車の中で。あるいは、道ばたの立て看板の裏側で。はたまた、空き地に掘られた穴ぼこの底で。聞こえませんか。何かがあなたに、話しかけていますよ。坂木司、はじめての奇想短編集。少しビターですが、お口にあいますでしょうか。

著者紹介

坂木 司 (サカキ ツカサ)  
1969年、東京生まれ。2002年、『青空の卵』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)