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こどもたちは知っている 永遠の少年少女のための文学案内

出版社名 春秋社
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-393-46901-9
4-393-46901-1
税込価格 1,870円
頁数・縦 195P 20cm

商品内容

要旨

『カラマーゾフの兄弟』から『銀の匙』まで。無垢な魂と出会う文学読本。

目次

こどもが現われると…―ユゴー詩集
孤児を救う者―『レ・ミゼラブル』
煙突の中のこども―『オリバー・ツイスト』
母さんの肖像―『デイヴィッド・コパフィールド』
こどもは庭師である―『秘密の花園』
お父さんとお散歩―『カラマーゾフの兄弟』1
おとなが赤ん坊になる話―『カラマーゾフの兄弟』2
美徳の不幸―『骨董屋』
愉しい川辺―『トム・ソーヤーの冒険』
別れの歌―『鹿と少年』
思い出の品―『銀の匙』
母の味―『幼少時代』『夢の浮橋』
こどもの死―『ペスト』
生きのびる少年―『運命ではなく』
理想の女の子―『ナイン・ストーリーズ』
僕と弟―『芽むしり 仔撃ち』
こどもだけが知っていること―『肩胛骨は翼のなごり』

出版社
商品紹介

文学者・エッセイスト、そして育児に奮闘する著者が「カラマーゾフの兄弟」から「銀の匙」まで子供が登場する名作を案内。

著者紹介

野崎 歓 (ノザキ カン)  
1959年新潟県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部仏文科准教授。翻訳家、エッセイスト。2000年、J.P.トゥーサン作品の翻訳によりベルギー・フランス語共同体翻訳賞、2001年に著書『ジャン・ルノワール 越境する映画』(青土社)でサントリー学芸賞、『赤ちゃん教育』(青土社、のち講談社文庫)で2006年度講談社エッセイ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)