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カッコウの卵は誰のもの

出版社名 光文社
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-334-92694-6
4-334-92694-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 357P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全3件

  • オリンピックの今読みたい一冊。

    元オリンピックに出場した主人公。娘もまた、スキーの有能選手だ。
    ある研究所が「有能なスポーツ選手の親子の遺伝子を調べたい」と協力を依頼されるが、かたくなに拒否する。
    『これは遺伝でもなんでもないのだ、なぜならそれは・・・。』
    こいつが犯人?いや、こっちか?え〜〜、そうだったの〜、と2転3転。
    冬季オリンピック、いよいよ開幕です。

    (2010年2月12日)

  • このタイトルに惹かれてしまいました。

    とても驚きの子育てで有名なカッコウ…
    本当に最後まで読まないと深い意味に行き着けません。
    スキーのこと…スポーツ科学のこと…エレキギターのこと
    この一冊は色々な雑学に強くなれます。(ひ)

    (2010年2月1日)

  • 冬季オリンピック前に是非!!

    著者はいわずと知れた『東野圭吾』今回は親子と言っても、親の愛情の物語。
    カッコウは托卵で雛を育てる。才能は親から貰ったものでもそれは誰のものでもない。
    トップスキーヤーの親子に起こったとてつもない事件。その事件を解決に導くのは、カッコウたちである。冬季オリンピック前に是非読んで欲しい一冊。

    (2010年1月21日)

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商品内容

要旨

親子の愛情に、揺さぶりがかけられる。覚悟を決めた父親は、試練にどう立ち向かうのか。父と娘、親子二代続けてのトップスキーヤー。娘の所属チームの研究者は、二人の遺伝子パターンを調べさせてほしいと考える。しかし、了承するわけにはいかない。父には、どうしても知られたくない秘密があった。娘が生まれた19年前からの忌まわしい秘密が。

おすすめコメント

隠し事のある父は、才能のある娘の幸せを願っていた。だが親子の愛情に揺さぶりがかけられるような事件が起こる。覚悟を決めた父は、試練にどう立ち向かうのか。才能と親子の絆をめぐる感動長編。

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。1985年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。以後、意欲的に作風を拡げ、幅広い層の読者の人気を集める。1999年、『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年、『容疑者Xの献身』で第134回直木賞と第6回本格ミステリ大賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)