マドンナ・ヴェルデ
出版社名 | 新潮社 |
---|---|
出版年月 | 2010年3月 |
ISBNコード |
978-4-10-306572-2
(4-10-306572-9) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 277P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
今度は代理母
-
おすすめ度
- ブックスオオトリ高円寺店 (東京都杉並区)
子供は欲しいが生むことが出来なくなった産婦人科医師曾根崎理恵。実の母に自分の
子供を生んで欲しいと依頼する。そこから母みどりの『苦悩と苦闘』が始まる。
遺伝子学的根拠で判断するか、誰が産んだかにこだわるのか。倫理道徳とは誰の為のものなのか・・・問題提起小説となるだろうか??読者の皆さんの判断はいかに!(2010年4月11日)
-
おすすめ度
-
商品内容
要旨 |
「ママは余計なこと考えないで、無事に赤ちゃんを産んでくれればいいの」平凡な主婦みどりは、一人娘で産科医の曾根崎理恵から驚くべき話を告げられる。子宮を失う理恵のため、代理母として子どもを宿してほしいというのだ。五十歳代後半、三十三年ぶりの妊娠。お腹にいるのは、実の孫。奇妙な状況を受け入れたみどりの胸に、やがて疑念が芽生えはじめる。「今の社会のルールでは代理母が本当の母親で、それはこのあたし」。 |
---|
おすすめコメント
正義のために、良心を捨てた女。海堂史上最強の魔女、ふたたび降臨! 桜宮市に暮らす平凡な主婦、山咲みどりのもとをある日一人娘で産婦人科医の曾根崎理恵がおとずれる。子宮を失った理恵のため、代理母として子どもを産んでほしいというのだ。五十歳代後半、三十三年ぶりの妊娠。お腹にいるのは実の孫――この子はいったい、誰の子なの? 医学と母性の葛藤をせつなく激しく描く最先端医療小説!