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新編原典中国近代思想史 4

世界大戦と国民形成 五四新文化運動

出版社名 岩波書店
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-00-028224-6
4-00-028224-7
税込価格 5,940円
頁数・縦 384,8P 22cm
シリーズ名 新編原典中国近代思想史

商品内容

要旨

王朝体制打倒後の中華民国の誕生から五四新文化運動の展開期の原典を扱う。中国国民党による南京国民政府が成立するまでの、国民革命を含む北京政府の時代であり、国民‐共和国家を体現するための社会・精神文化の「練習」をした時代でもあった。世界的激動の中で、伝統文化批判、平民主義や女性解放思想の誕生など、中国社会はどのような変容を迎えていたのか。「辛亥革命の挫折と反省」「新文化運動」「五四運動とその展開」「国共合作と国民革命」「アイデンティティを求めて」という五章構成のもと、グローバル化の中での諸思想を、教育、メディア、ジェンダーなど様々な軸から捉える。

目次

1 辛亥革命の挫折と反省(社会改良会発起宣言
民彝と政治(抄) ほか)
2 新文化運動(伝統文化批判
平民主義と「社団」 ほか)
3 五四運動とその展開(庶民の勝利
五四運動諸宣言(抄) ほか)
4 国共合作と国民革命(省憲法運動の目標
中国共産党第二次全国大会宣言(抄) ほか)
5 アイデンティティを求めて(静の文明と動の文明
第三種文明 ほか)

出版社
商品紹介

王朝体制打倒後に成立した中華民国における五四新文化運動の開始からその展開期の諸思想を捉える。

著者紹介

坂元 ひろ子 (サカモト ヒロコ)  
1950年生。東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程退学。一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)