• 本

若様組まいる

出版社名 講談社
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-06-216592-1
4-06-216592-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 313P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • アイスクリン強しのあの若様組再び!!

    前作『アイスクリン強し』のあの若様組を覚えておいでだろうか?もの凄いイケメンの歩く凶器園山薫。若様組の大将長瀬。その周りに集まってきた元旗本出身の若様軍団が警察官になるまでのしっちゃかめっちゃか騒動記。果たして何があったのか・・・いろいろな確執があるようで。皆川真次郎も沙羅さんもちゃんと健在でございますのでご安心を☆

    (2010年11月10日)

商品内容

要旨

明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子屋を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってきた。その少し前―。徳川の世であれば、「若殿様」と呼ばれていたはずの旧幕臣の子息・長瀬達は、暮らしのために巡査になることを決意。今は芝愛宕の巡査教習所で訓練を受けていた。ピストル強盗の噂が絶えない物騒な昨今、教習所でも銃に絡む事件が起きた。若様組の他、薩摩出身者、直参で徳川について静岡に行った士族達、商家の子息達、さまざまな生徒に、何やら胡散臭い所長や教員を巻き込んで、犯人捜しが始まる。

出版社
商品紹介

世が世なら若殿様のはずの旧幕臣の子息達。暮らしのために警官を目指して入った教習所で事件が勃発し…。

出版社・メーカーコメント

徳川の世なら「若殿様」だが――明治の今、巡査教習所で訓練中。 早くミナの西洋菓子が食べたい――が、事件勃発! 「若様組」「薩摩組」「静岡組」「平民組」が入り乱れての捕り物が繰り広げられる。 大好評『アイスクリン強し』の“その前夜”

著者紹介

畠中 恵 (ハタケナカ メグミ)  
高知県生まれの名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業。二〇〇一年、『しゃばけ』で第13回ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)