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FBI秘録 その誕生から今日まで 上

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-16-390017-9
4-16-390017-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 386P 20cm
シリーズ名 FBI秘録

商品内容

要旨

テロリストとスパイに対する秘密諜報こそ、最大の任務。発足以来、FBIが「敵」とみなしたのは、米国共産党、KKK、キング牧師を頂点とする公民権運動、反戦主義者、ウェザーマン、アルカイダ、オサマ・ビンラディンら。その能力はCIAをはるかに凌いでいた。『CIA秘録』の著者が、機密解除文書、全て実名の証言で描く、最強諜報機関の歴史。

目次

第1部 フーヴァー&FBI誕生―1895‐1934(「無政府状態」フーヴァー、司法省に入る
「革命」セオドア・ルーズヴェルトの宣戦布告
「裏切り者」ウッドロー・ウィルソンの警鐘 ほか)
第2部 第二次世界大戦前夜からの秘密諜報―1934‐1945(「スパイビジネス」フランクリン・ルーズヴェルトの白紙命令
「曲芸師」大統領直属の諜報長官
「秘密諜報」トロイの木馬と第五列 ほか)
第3部 冷戦―(「ゲシュタポ無用」トルーマンの戸惑い
「対決」冷戦の予兆
「赤いファシズム」若きニクソンと意気投合 ほか)

出版社
商品紹介

盗聴国家米国の原点はFBI長官フーヴァーにあり。その膨張の軌跡を赤狩り、9・11テロ等を事例に解きあかすノンフィクション。(下)も発売。

著者紹介

ワイナー,ティム (ワイナー,ティム)   Weiner,Tim
元ニューヨーク・タイムズ記者。1956年ニューヨーク生まれ。CIA、国防総省などでのインテリジェンスを30年カバーしてきた。ニューヨークのタウン紙『ソーホー・ニュース』から、そのキャリアをスタートして『フィラデルフィア・インクワイアラー』に移籍、調査報道記者として国防総省、CIAの秘密予算を明るみにだし、88年ピューリッツアー賞を受賞。93年『ニューヨーク・タイムズ』紙に移籍、99年までワシントン支局でCIAを担当。94年にはCIAの自民党に対する秘密献金の存在をスッパぬき、日本の新聞全紙が後追いをした
山田 侑平 (ヤマダ ユウヘイ)  
1938年長野県生まれ。東京外国語大学中国語科卒業。元共同通信記者(ニューヨーク支局員、ブリュッセル支局長などを歴任)。人間総合科学大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)