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「むなしさ」を感じたときに読む本

角川SSC新書 236

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-04-731658-4
4-04-731658-X
税込価格 836円
頁数・縦 171P 18cm

商品内容

要旨

「むなしい」「どうせ、意味がない」。こんな空気が、いつ頃からか社会を覆うようになってきています。右肩上がりの時代は終わった、と言われる時代背景を考えれば、人が「むなしさ」を感じがちなのは必然かもしれません。しかし、単にそんなムードに流されて生きる力を失ってほしくはありません。自分の中に内在している力に気づき、前向きな希望を見出してほしい。「むなしさ」を感じているときは自分を変えるべき、というサインでもあるのです。「むなしさ」が心に充満したとき、その空虚さに負けないためのヒントをまとめました。

目次

序章 「むなしさ」は「自分の生き方をチェックすべき」というサイン
第1章 「やっても仕方がない」と思うときの「むなしさ」―自分の人生をコントロールできないとき
第2章 心にぽっかり穴があいたような「むなしさ」―つながりや居場所がないとき
第3章 「同じことの繰り返し」という「むなしさ」
第4章 人生の意義がわからないという「むなしさ」―「やりたいことを見つけよう」に惑わされない
第5章 自分という存在に意義が感じられない「むなしさ」
第6章 「変化」に伴う「むなしさ」
第7章 衝撃によって引き起こされる「むなしさ」
終章 「むなしさ」が強すぎるとき

著者紹介

水島 広子 (ミズシマ ヒロコ)  
1968年、東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学院修了。医学博士。摂食障害、気分障害、不安障害、トラウマ関連障害、思春期前後の問題や家族の病理などが専門。「対人関係療法」の日本における第一人者。慶大医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月から2005年8月まで衆議院議員として2期5年間を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)