• 本

ポエムに万歳!

新潮文庫 お−97−1

出版社名 新潮社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-10-120551-9
4-10-120551-5
税込価格 572円
頁数・縦 262P 16cm

商品内容

要旨

書き手の「何か」が過剰に溢れた言葉。意図的に「何か」を隠すため、論理を捨てて抒情に流れた文章。そこに「ポエム」は現われる。感情過多で演出過剰な、鳥肌モノの自分語りは、もはや私生活ストリップだ。Jポップの歌詞や広告のコピーならまだ許せる。だが、いまやこの国では、ニュースや政治の言葉までもが「ポエム化」している!名物コラムニストが不透明な時代を考察する。

目次

1 ポエムに万歳!(ニュースがポエムになるとき
「ポエム」化する日本 ほか)
2 事件はスマホで起きている(「動員の革命」か大人の遠足か
電子メールはあと2年で終わる ほか)
3 制御された欲望(レッズサポに「群集」の未来を見た
ファッションを考える ほか)
4 オレの責任じゃない(偽装の発生過程
高齢者の犯罪 ほか)
巻末対談 ポエム考―CMプランナーにして、作詞家。麻生哲朗さんと。

おすすめコメント

書き手の「何か」が過剰に溢れた言葉。意図的に「何か」を隠すため、論理を捨てて抒情に流れた文章。そこに「ポエム」は現われる。感情過多で演出過剰な、鳥肌モノの自分語りは、もはや私生活ストリップだ。Jポップの歌詞や広告のコピーならまだ許せる。だが、いまやこの国では、ニュースや政治の言葉までもが「ポエム化」している! 名物コラムニストが不透明な時代を考察する。

著者紹介

小田嶋 隆 (オダジマ タカシ)  
1956(昭和31)年、東京生れ。コラムニスト。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、小学校事務員見習い、ラジオ局ADなどを経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)