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オスとメスはどちらが得か?

祥伝社新書 490

出版社名 祥伝社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-396-11490-9
4-396-11490-7
税込価格 858円
頁数・縦 198P 18cm

商品内容

要旨

人間が男と女に苦労しているように、実は、生物たちもオスとメスの存在に振り回されている。その悲喜こもごもな世界に迫ったのが、本書である。オスはメスのために存在するのか?オスにとって戦いは宿命か?家族を持つメリットは?浮気は必然か?弱いオスはどのようにして子孫を残すのか?などなど、役に立つ(!?)情報も満載!

目次

第1章 オスとメスの誕生
第2章 「オス」という進化
第3章 オスを必要としない生き物たち
第4章 性転換する生き物たち
第5章 オスとメスの駆け引き
第6章 人間の「夫婦」の戦略
終章 そして、「死」が生まれた

出版社・メーカーコメント

生物界で繰(く)り広げられている オスとメスの駆け引き その戦略に学べ! 【本書の目次から】 ◆なぜ、性は2種類なのか? ◆オスがメスを選ぶのか、メスがオスを選ぶのか? ◆間男(まおとこ)の戦略 ◆女装する戦略 ◆流行には乗れ! ◆プレゼント戦略は有効か? ◆メスだけで子どもを産むコモドオオトカゲ ◆性転換する魚たち ◆つがい外(がい)交尾 ◆本気と浮気の使い分け ◆オスの子育てが少ない理由 ◆人間の子どもに一番大切なこと ◆そして、家族が生まれた ◆「死」という発明 ◆だから、オスとメスがいる ……ほか ■子孫を残すための“熱い”戦い 人間が男と女に苦労しているように、実は、生物たちもオスとメスの存在に振り回されている。その悲喜(ひき)こもごもな世界に迫ったのが、本書である。オスが1パーセントしかいないギンブナ、オスからメスに性転換するクマノミ、ハーレムを作るゾウアザラシ、メスに貞操帯(ていそうたい)をつけるギフチョウ、一夫多妻のオランウータンと乱婚のチンパンジー、おしどり夫婦ではないオシドリ……。オスはメスのために存在するのか? オスにとって戦いは宿命か? 家族を持つメリットは? 浮気は必然か? 弱いオスはどのようにして子孫を残すのか? などなど、役に立つ(!?)情報も満載!

著者紹介

稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)  
静岡大学農学部教授、博士(農学)。1968年、静岡県生まれ。1993年、岡山大学大学院農学研究科博士課程修了、農林水産省入省。1995年、静岡県入庁。静岡県農林技術研究所等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)