歴史ができるまで トランスナショナル・ヒストリーの方法
岩波現代全書 102
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2017年5月 |
ISBNコード |
978-4-00-029202-3
(4-00-029202-1) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 256P 19cm |
商品内容
要旨 |
歴史の記述が創り出されるとき、歴史家は何を考え、どんな作業を行うのか。著者はスペインを中心とする西洋近世史研究を半世紀以上にわたって牽引してきた英国の代表的歴史家であり、その論著は比較史・政治史・文化史・衰退論など、さまざまな分野に拡がる。本書でこの碩学は、戦後の研究史を概観しつつ自らの研究の制作過程を方法論的に振り返る。一人の歴史家の研究史をたどることで、近世そのものの諸相と近世研究の特質が浮かび上がる自伝的省察。 |
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目次 |
第1章 外国史を学ぶ―なぜスペインなのか |
おすすめコメント
歴史家は何を考え何を行うのか。泰斗が研究史の見通しを描き、諸分野に拡がる自著の製作過程を振り返る。