• 本

思想としての言語

岩波現代全書 107

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-00-029207-8
4-00-029207-2
税込価格 2,530円
頁数・縦 246P 19cm

商品内容

要旨

言語の豊饒なる特殊性が、思想としての普遍性を獲得するとき―言語経験をめぐる遍歴としての、古今東西の「言語論的転回」の軌跡。

目次

第1部 日本における思想としての言語―普遍に向かって(空海の言語思想
『古今和歌集』と詩の言語
本居宣長と夏目漱石の差異)
第2部 近代における思想としての言語(一)―救済の場所(時代に切線を引くには―ヴァルター・ベンヤミン、竹内好、戸坂潤
日本的基督教と普遍―内村鑑三)
第3部 近代における思想としての言語(二)―垣間見られる秘密(ローカルな精神性と近代―日本近代文学から
神秘をめぐって―井筒俊彦と老荘思想)

著者紹介

中島 隆博 (ナカジマ タカヒロ)  
1964年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中国哲学専攻中途退学。現在、東京大学東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)