探偵小説の黄金時代 現代探偵小説を生んだ作家たちの秘密
出版社名 | 国書刊行会 |
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出版年月 | 2018年10月 |
ISBNコード |
978-4-336-06300-7
(4-336-06300-1) |
税込価格 | 5,060円 |
頁数・縦 | 425,7,25P 22cm |
商品内容
要旨 |
一九三〇年、チェスタトンを会長に、クリスティー、セイヤーズ、バークリー、クロフツら、錚々たる顔ぶれが集い、英国探偵作家の親睦団体“ディテクション・クラブ”が発足した。作家同士の交流を深めつつ、リレー小説の企画やラジオ出演など、精力的な活動を行なったこのクラブは、二つの世界大戦の間に急速な発展を遂げた“探偵小説の黄金時代”そのものと言ってもよいだろう。本書は、現在も続く同クラブの公文書保管役に就任した作家マーティン・エドワーズが、文献資料と関係者への取材によって明らかにした“ディテクション・クラブ”草創期の歴史である。バークリー主催の晩餐会に端を発するクラブ創設に至る経緯、頭蓋骨の「エリック」に誓いを立てる伝説的な入会儀式、名作誕生の内幕、知られざる私生活から興味津々のゴシップまで、“黄金時代”の作家群像を多彩なエピソードをまじえて生き生きと描きだした、すべての探偵小説ファンに贈る話題作。アメリカ探偵作家クラブ賞(評論評伝部門)受賞。 |
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目次 |
第1部 ありふれていない容疑者 |