• 本

ウィリアム・フォークナーの詩学 1930−1936

出版社名 松柏社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-7754-0154-5
4-7754-0154-8
税込価格 4,180円
頁数・縦 495P 20cm

商品内容

要旨

ジェンダー研究・文化研究的視点を包摂しつつ、『死の床に横たわりて』『サンクチュアリ』『八月の光』『標識塔〈パイロン〉』を経て『アブサロム、アブサロム!』を頂点とする中期フォークナーの成長の軌跡を、『響きと怒り』におけるモダニスト的達成への自己批評として捉えた21世紀フォークナー研究の金字塔。

目次

第1部 社会的関心の深化(共同体のイデオロギー的機能―『死の床に横たわりて』
「母」から「父」へ―『サンクチュアリ』
黒人との出会い―『八月の光』)
第2部 歴史の重み、そして南部悲劇の臨界点(現代の寓話―『標識塔(パイロン)』
南部悲劇の臨界点―『アブサロム、アブサロム!』)

著者紹介

諏訪部 浩一 (スワベ コウイチ)  
1970年生まれ。上智大学卒業。東京大学大学院修士課程、ニューヨーク州立大学バッファロー校大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。アメリカ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)