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母性

出版社名 新潮社
出版年月 2012年10月
ISBNコード 978-4-10-332911-4
4-10-332911-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 266P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 母性

    「これが書けたら作家を辞めてもいい」あの湊かなえが、ここまで言い切って書き下ろした話題の長編小説。舞台は高台の美しい家。母と娘が記憶と記録をたどりたぐり続ける物語が展開する。デビュー作「告白」でセンセーショナルに登場して以来、独特の読後感を残す世界に、湊ファンは増殖する一方である。そんなファンをも、また驚かせてしまうような本作。著作11作目にして、また新たな境地を開拓した感にあふれている。

    (2012年12月24日)

商品内容

要旨

母と娘。二種類の女性。美しい家。暗闇の中で求めていた、無償の愛、温もり。ないけれどある、あるけれどない。私は母の分身なのだから。母の願いだったから。心を込めて。私は愛能う限り、娘を大切に育ててきました―。そしてその日、起こったこと―。

出版社
商品紹介

「これが書けたら作家を辞めてもいい、と思いながら書きました」。あなたの知らない「湊かなえ」が詰まっている。書き下ろし長篇。

著者紹介

湊 かなえ (ミナト カナエ)  
広島県生まれ。2007年、「聖職者」で第二十九回小説推理新人賞を受賞。同作を収録するデビュー作『告白』が2008年に刊行され、同年の「週刊文春ミステリーベスト10」で国内部門第一位に選出、2009年には第六回本屋大賞を受賞した。2012年「望郷、海の星」で第六十五回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)