異形の心的現象 統合失調症と文学の表現世界
新装増補改訂版
出版社名 | 批評社 |
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出版年月 | 2009年9月 |
ISBNコード |
978-4-8265-0510-9
(4-8265-0510-8) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 276P 20cm |
シリーズ名 | 異形の心的現象 |
商品内容
要旨 |
現象から本質へ、そして、本質から現実を透徹した眼差しで凝視し続ける吉本隆明VS森山公夫の心的現象論の新領域。 |
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目次 |
第1章 文学と統合失調症の心的世界 |
出版社・メーカーコメント
「精神分裂病」が統合失調症へと病名変更がなされたなかで、新たな治療論の展開が森山公夫によってなされたことは、『統合失調症−精神分裂病を解く』(ちくま新書)に詳しい。; ;この新たな治療論−統合失調症の全人間学的理解−のもとで、吉本隆明が自身の臨死体験以降の精神の変異をとおして見えてきた文学における「夢幻様体験」の表現世界を語ると同時に、それが人間の精神内容にとってどのような意味をもつことになるのかを、夏目漱石、宮沢賢治、芥川龍之介、島尾敏雄の諸作品をとおして具体的に明らかにする。; ;吉本隆明が語る、臨死