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沖積河川 構造と動態

出版社名 技報堂出版
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-7655-1758-4
4-7655-1758-6
税込価格 7,040円
頁数・縦 587P 21cm

商品内容

目次

第1部 移動床の水理(一様砂からなる開水路移動床の水理
混合砂礫からなる移動床の水理
砂州の特性)
第2部 中規模河川地形スケールの河道特性とその内的構造(河道特性把握の単位スケールとその規定因子
河道特性を規定する主要因子
川床に働く洪水時の掃流力と河道の平均スケール
洪水時の小規模川床波と粗度
土砂の分級現象とセグメント
河道の平面形状と変動形態
河岸沿いの深掘れ要因と深掘れ深
位況と水位偏差
人為的インパクトおよび大洪水による河道の応答
河道特性としての生物相)
第3部 沖積地地形の発達とセグメント形成(沖積地の発達形態を規定する要因とその特性
沖積河川への供給土砂量とセグメントの流送土砂量
セグメント形成とその形成史)
第4部 個別河川の河道特性の調査法と調査事例(河道特性調査の目的と内容
小貝川の河道特性―鬼怒川に支配された河川
鬼怒川の河道特性―沖積層の底が見える河川
鈴鹿川の河道特性―その特異性)

出版社・メーカーコメント

本書は沖積層を流れる河川の構造特性とその動態について説明したものである。第1部で説明に必要となる移動床の水理について記したうえで,第2部で中規模河川スケール,第3部で大規模河川スケールの構造を規定する要因と発達プロセスを説明し,第4部では事例をあげ,その理論の適応性を検証した。河川計画・設計の基礎理論の底本となる書籍。

著者紹介

山本 晃一 (ヤマモト コウイチ)  
工学博士。1968年東京工業大学理工学部土木工学科卒。1970年東京工業大学大学院修士課程修了。同年、建設省に入省し、土木研究所河川研究室研究員。1981年建設省土木研究所総合治水研究室長。1988年建設省土木研究所河川研究室長、河川部長、河川管理総括研究官、研究所次長および筑波大学教授構造工学系(1992〜1999年、併任)などを経て、(財)河川環境管理財団河川環境総合研究所長、科学技術庁長官賞科学技術功労者(1999)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)