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ランゲフェルト教育学との対話 「子どもの人間学」への応答

出版社名 玉川大学出版部
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-472-40435-1
4-472-40435-4
税込価格 6,820円
頁数・縦 387P 22cm

商品内容

目次

第1部 「子どもの人間学」から「臨床教育学」へ(ランゲフェルトとの出会い―子どもの人間学、現象学的方法、教育責任
「子どもの人間学」の新たな転回に向けて―ランゲフェルト‐和田の教えへのオマージュ
臨床教育学からみたランゲフェルト教育学)
第2部 「大人であること」の意味(子どもの泣き声に出会う―教育的自覚の淵源
「子どもが忌避される時代」に教育に踏みとどまるために―ランゲフェルトの「おとなであることの意味」を受け取り直す
「子どもと共に存在すること」の“誰”を問う―今、「教育倫理」を語りなおす
親であることの教育的考察―ヴァン=マーネンの教育学の基底として)
第3部 「人間学」との対話(教育における畏敬について―教育と権威が意味するもの
教育における人間学の役割―子どもの世界観をめぐって
高坂正顕の教育現象学―日本の教育哲学とランゲフェルトの接点
教育学における人間研究と超越の問題―子どもと宗教をめぐって)
第4部 「教育の課題」への応答(公教育における新しい経営手法の導入とその問題点―今こそ求められるランゲフェルト教育学の再評価
日本の幼児教育に対するランゲフェルト教育思想の影響―雑誌『幼児の教育』と津守真
国際理解教育への貢献―ランゲフェルトとコメニウス
教育の現実のなかで教育を考える―青年の教育をめぐって
臨床教育学の原点と課題―私の臨床教育学体験)
第5部 回想のランゲフェルト(教育の辛苦と愉快について―子どもの教育に生きた小原國芳とランゲフェルト
オランダ研修とランゲフェルト家の生活)

著者紹介

和田 修二 (ワダ シュウジ)  
1932年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。京都大学教育学部教授、佛教大学教授を経て、名古屋女子大学教授、京都大学名誉教授
皇 紀夫 (スメラギ ノリオ)  
1940年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。京都大学大学院教育学研究科教授、大谷大学教授を経て、京都大学名誉教授
矢野 智司 (ヤノ サトジ)  
1954年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。京都大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)