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CEO・CFOのためのIFRS財務諸表の読み方

出版社名 中央経済社
出版年月 2011年9月
ISBNコード 978-4-502-44240-7
4-502-44240-2
税込価格 3,960円
頁数・縦 335P 21cm

商品内容

要旨

IFRSを使って、国境を超えて世界の競合と闘う日本企業のCEO・CFO、経理・財務責任者がこれからの連結経営戦略を思い描くことができるよう、海外企業のディスクロージャーを読み解き、課題を発見し、問題解決の糸口を見つけ出すことができるよう。丁寧に解説。

目次

第1部 IFRS時代の財務諸表を知る(日本企業を取り巻く国際化の流れと課題
IFRSの基本的な考え方)
第2部 IFRS財務諸表の開示を読む(開示情報の読み方の基本
企業価値最大化活動を表現する財務諸表体系
経済的単一体説による企業集団の開示)
第3部 経営戦略に影響を与えるIFRSの個別論点(重要な経営資源「ヒト」に関する論点
企業価値最大化活動に影響する個別論点
公正価値測定
法人所得税
報告頻度と期中報告)
第4部 日本企業がグローバル競争で勝ち残るための条件(シングルカンパニーモデルによる連結経営管理体制の確立
IFRS時代の経理・財務機能
経理・財務部門における人的資源の活性化と組織の再構築
国際税務戦略の重要性
M&A戦略への影響)
第5部 IFRS時代の連結グループ経営戦略(IFRS導入後の本業と企業価値の定義
マネジメント・アプローチと連結事業別企業価値
連結事業本部の財務管理
連結事業部別の最適資本構成とグループの資金調達
IFRS時代の実態の把握と説明責任)

出版社
商品紹介

海外企業の開示例から、これからの連結グループ戦略を描くために必要な論点や課題を読み解く。

著者紹介

石田 正 (イシダ タダシ)  
公認会計士。1974年アーサーヤング東京事務所に入所、日本基準及び米国基準の会計監査、及び経理・財務アドバイザリー業務に関与。監査法人勤務中、シンガポール及びロンドン事務所に駐在、東南アジア及びヨーロッパの日系ビジネス統括責任者。1996年日本マクドナルドに転籍、2005年まで日本マクドナルド代表取締役副社長(CFO)、2008年までセガサミーホールディングス専務取締役(CFO)を歴任。現職カルビー(株)及びサミー(株)監査役、日本CFO協会主任研究委員、(株)シグマクシスエグゼクティブアドバイザー
村藤 功 (ムラフジ イサオ)  
九州大学ビジネススクール教授。コンサルティング会社・投資銀行実務を経て2003年から九大教授として企業財務、M&Aを担当。2011年3月まで2年間、産業マネジメント専攻長。経産省主催の「地域金融人材育成システム開発」委員長。キンザイ・CFO協会の「CFOプロフェッショナル検定」と銀行研修社の「中堅・中小企業CFO講座」の試験委員。2009年まで経済同友会会員。内閣府事業仕分人。熱海市・久留米市・糸島市等の行政改革・事業仕分委員
高原 峰愛 (タカハラ ミネエ)  
アドバンスト・ビジネス・ダイレクションズ株式会社パートナー、公認会計士。1994年公認会計士林光行会計事務所に入所、会計監査業務、決算支援、税務コンサルティングに関与するかたわら、会社更生法、破産法など各種経済案件事象に管財人等補助者として特殊調査に充事。その後アーサーアンダーセンビジネスコンサルティングに入所、大手外食企業の持株会社化支援、航空会社の子会社清算支援に従事。2006年より現職。M&Aの交渉支援(統合比率評価、スキームの提案など)、企業価値評価、減損対応の企業価値評価などさまざまな企業価値評価に従事する。龍谷大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)