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死を超えるということ 「もう一つのこの世」に気づくために

出版社名 現代書館
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-7684-5756-6
4-7684-5756-8
税込価格 2,530円
頁数・縦 254P 20cm

商品内容

要旨

死を怖れるすべての人への指南書。「死にたくない」というもっとも根源的な我欲が肥大化している現在、「ひとつながりの命」を認識することで「怖ろしい死」の観念から、脱却できる。―著者が辿り着いた境地を綴った最終報告書である。

目次

第1章 「死が怖い」とはどういうことか
第2章 仏陀の悟り―本書の議論の素描と方法の問題
第3章 言語とは何か
第4章 私とは何か
第5章 言語はなぜ生まれたのか
第6章 言語に支配されている意識―狼少女カマラとヘレン・ケラーの世界
第7章 「もう一つのこの世」を語る試み
第8章 死とは何か
第9章 修行としての百姓暮らし

著者紹介

筧 次郎 (カケイ ジロウ)  
昭和22年(1947)、茨城県水戸市生まれ。百姓、哲学者。京都大学卒業後、パリ第一・第三大学で哲学・言語学を学ぶ。花園大学講師を経て、自らの思想を実践するために、昭和58年より筑波山麓で百姓暮らしを始める。平成14年、スワラジ学園の設立に参加し、平成18年まで学園長を務め、現在は、提携組織「スワデシの会」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)