• 本

亡国の農協改革 日本の食料安保の解体を許すな 畢生の問題作

出版社名 飛鳥新社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-86410-438-8
4-86410-438-7
税込価格 1,528円
頁数・縦 302P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 安保法案騒動の陰で大変な法案がドンドン通ってしまいました。

    日本の農業における、近未来の本当の危機を三橋氏がデータと制度を細かく調べあげた内容です。筆者自身も知らなかった事実、農業従事者さえ理解してなかった国策を丁寧に解説した内容です。

    安全保障は軍事だけでは無い、生命に直結する食糧安全保障について勉強できる本です。

    (2015年9月10日)

商品内容

要旨

「市場競争、世界に打って出る」に騙されるな!日本農業と地域社会は浮沈一体。

目次

第1章 日本国家「存亡の危機」(安全保障と亡国
安全保障の強奪)
第2章 日本の食料安保の急所(穀物輸入大国・日本
アメリカ穀物産業の日本市場開拓
食料安全保障を握る「Z社」)
第3章 農業・農協への「既得権批判」がさらけ出す無知(規制緩和とは何なのか?
日本の真の地域消滅は、農協改革から始まる)
第4章 協同組合と農協の真実(公益資本主義と株主資本主義
協同組合とは何か
農地改革とショック・ドクトリン
農地協同組合の誕生
デフレ下の六次産業化の「愚」
株式会社と協同組合連合会
農協の組織を解説する)
第5章 亡国の農協改革(准組合員とアメリカ商工会議所
JA全中の切り離し
農協の理事会改革と全農の株式会社化
恐怖の農業委員会法・農地法の改正
特区とTPP
日本の農業の進むべき道)

おすすめコメント

§メディアと政権の「既得権批判」はウソ。日本ほど農業を保護していない主要国はない

著者紹介

三橋 貴明 (ミツハシ タカアキ)  
経世論研究所所長。1969年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業等数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPのリーダー的論客として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)