• 本

マンガでやさしくわかる統計学

出版社名 日本能率協会マネジメントセンター
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-8207-5972-0
4-8207-5972-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 251P 21cm

商品内容

要旨

ある出来事をきっかけに、勤めていた会社を辞めて、実家の三浦洋食店の手伝いをすることになった三浦晴香(26)。さまざまな施策をしてきたものの、三浦洋食店のお客さんは減る一方。そこで晴香は、思いついたアイデアを試してみるが、お客さんはさらに減ってしまった。そんな時、常連客の数沢九十九(33)から言われたひと言をきっかけに、統計学を学び始める―。商店街の再生ストーリーを元に、統計学とはどのようなものか、何の役に立つのか、そして、どのように考えて計算していくのか、その手法と考え方をマンガと図解で解説する。

目次

プロローグ 統計学とは(統計学はビジネスの必須アイテム
記述統計と推測統計 ほか)
第1章 平均と標準偏差―データの秘密を見破る(データの代表値―平均値を計算する
平均値は何を意味しているのか ほか)
第2章 正規分布―統計学の親玉を攻略する(推測統計の入り口―母集団を理解する
母平均、母分散、母標準偏差の計算 ほか)
第3章 仮説検定―データから仮説の成否を判断する(データから背後の母集団を予想する―推測統計入門
統計的推測と確率の順問題・逆問題 ほか)
第4章 区間推定―安全な予測を行う(区間推定は、いわば「ボックス買い」
区間推定の計算をしてみよう ほか)

おすすめコメント

「勘と経験と度胸」をモットーとする主人公・三浦晴香は、ある出来事をきっかけに、仕事を辞め実家の手伝いをすることになりました。晴香の実家は、古くからある商店街で洋食店を営んでいましたがジリ貧状態。建て直そうと、自分なりに工夫を試みるものの、お客さんはさらに減る一方。そんな中、近所の大学で麹の研究をしている数沢と出会い、「統計学」を使って実家の洋食店、そして商店街の抱える問題をリアルにあぶりだしていく――学問、ビジネスかかわらず、「データ」「数字」を扱うために必須知識といえる統計学。本書は、マンガと解説を通して、苦手意識のある人、知識ゼロの人でもスムーズに統計学を理解できる1冊です。

著者紹介

小島 寛之 (コジマ ヒロユキ)  
1958年東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。専攻は数理経済学、意思決定理論。数学エッセイストとしても活躍
薙澤 なお (ナギサワ ナオ)  
2007年『赤マルジャンプ』(集英社)にてデビュー。以降、作画担当をメインに活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)