黄泥街
白水uブックス 219 海外小説永遠の本棚
出版社名 | 白水社 |
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出版年月 | 2018年10月 |
ISBNコード |
978-4-560-07219-6
(4-560-07219-1) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 298P 18cm |
商品内容
要旨 |
黄泥街は狭く長い一本の通りだ。空から真っ黒な灰が降り、人々が捨てたごみが溢れる街で、物は腐り、動物はやたらに気が狂う。この汚物に塗れ、時間の止まったような混沌の街で、ある男が夢の中で発した「王子光」という言葉が、一連の奇怪な出来事の始まりだった。すべてが腐り、溶解し、崩れていく世界の滅びの物語を、奔放な想像力と奇想に満ちた圧倒的な語り/騙りによって描き、世界に衝撃をあたえた残雪の第一長篇。 |
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おすすめコメント
空から黒い灰が降り、ゴミと糞で溢れ、様々な奇怪な噂が流れる幻の街の出来事を、黒い笑いと圧倒的な文体で描いた世界文学の最前線。