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「社会」を扱う新たなモード 「障害の社会モデル」の使い方

出版社名 生活書院
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-86500-142-6
4-86500-142-5
税込価格 2,530円
頁数・縦 257P 19cm

商品内容

要旨

時に小さく時に大きく「社会」の範囲を見積ることで「偏り」を隠蔽に維持しようとする権力装置。矮小化された「障害の社会モデル」理解をアップデートすることによって、「マジョリティ性の壁」を見定め突き崩すための思考の在り方=新たなモードを提示する。

目次

序章 「社会」の語り口を再考する
第1部 「社会モデル」でみる現在(当事者研究と「社会モデル」の近くて遠い関係
「心のバリアフリー」は毒か薬か
性の権力は障害者の味方か?)
第2部 合理的配慮と社会モデル(合理的配慮は「社会モデル」を保証するか
社会的な問題としての「言えなさ」
変えられる「社会」・変えたくない「社会」)
終章 「社会モデル」を使いこなす

著者紹介

飯野 由里子 (イイノ ユリコ)  
1973年生まれ。城西国際大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(比較文化)。現在、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター教員
星加 良司 (ホシカ リョウジ)  
1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター教員
西倉 実季 (ニシクラ ミキ)  
1976年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(社会科学)。現在、東京理科大学教養教育研究院教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)