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ヴィレハルム ティトゥレル 叙情詩

出版社名 鳥影社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-86782-063-6
4-86782-063-6
税込価格 4,180円
頁数・縦 475P 20cm

商品内容

要旨

キリスト教徒と異教徒間の戦いを、両方の視点から重層的に描いた「ヴィレハルム」は、優れた十字軍文学として、今日的価値を持つ。さらに小品「ティトゥレル」と叙情詩を追加し、中世盛期ドイツの最も重要と言われる詩人の作品を完訳。

目次

第1巻 アリシャンツの敗北
第2巻 ヴィーヴィーアンツの死とヴィレハルムのオランシェへの帰還
第3巻 ヴィレハルムのムンレーウーンへの旅
第4巻 救援をめぐる葛藤。辺境伯とレンネヴァルトのオランシェへの出立
第5巻 援軍のオランシェ集結
第6巻 ギーブルクとレンネヴァルトの邂逅。諸侯会議
第7巻 キリスト教徒軍のアリシャンツへの行軍と異教徒軍の戦闘準備
第8巻 アリシャンツの決戦
第9巻 キリスト教徒軍の大勝利

著者紹介

フォン・エッシェンバハ,ヴォルフラム (フォンエッシェンバハ,ヴォルフラム)   von Eschenbach,Wolfram
1170年代‐1220年頃。中世ドイツの詩人。『ニーベルンゲンの歌』とともに中世ドイツ文学の最も重要な叙事的作品とされる『パルチヴァール』または『パルツィヴァール』(ドイツ語:Parzival)は彼によるものである。ミンネザングの歌人として、写本によって伝えられた作品の数は少ないが、極めて優れた叙事詩も残している
小栗 友一 (オグリ トモカズ)  
1942年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)