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静かに生きて考える

出版社名 ベストセラーズ
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-584-39404-5
4-584-39404-0
税込価格 1,320円
頁数・縦 352P 15cm

商品内容

要旨

働くことは「偉い」のか?発想を転換すれば人生が変わる!

目次

やかましい世の中でも静かに生きたい
一人で楽しんでいることいろいろ
もう充分に生きただろう
のどかさにかまけて
五月が一番夏らしい季節
思いどおりになる楽しさ
単なる移動による幻想
インプット過多の社会
こんなふうに生きようと考えたことはない
ジェネラルからスペシャルへのシフト
どうでも良い話をしなくては
とにかく頭を下げる文化について
マスクとワクチンはどちらでも良い
中古品と仕掛け品の人生
完成したとき味わえるものとは
思い出って、作るものなの?
言葉を覚えて知ったつもりになる
「人間が描けている」という幻想
「科学的に確かめられた」とは?
褒めるか、叱るか、それが問題なの?〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに豊かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか? 作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。「書くこと・作ること・生きること」の本質を綴り、不可解な時代を生き抜くための智恵を指南する。〈無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。人間は何故生きているのか、と問われれば、僕は「生きるのが趣味です」と答えるのが適切だと考えている。趣味は無駄で贅沢なものなのだから、辻褄が合っている。〉(第5回「五月が一番夏らしい季節」より)。他者と競わず戦わず、孤独と自由を楽しむ生き方のヒントに満ちた書です。2024年1月発売のエッセイ、文庫新版で登場です。

著者紹介

森 博嗣 (モリ ヒロシ)  
1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をするかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第1回「メフィスト賞」を受賞し、衝撃の作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)