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そのカメラで撮らないで

角川ホラー文庫 よ1−31

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-04-107452-7
4-04-107452-5
税込価格 704円
頁数・縦 277P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ホラー要素よりも、主人公の心の動きに重点が置かれていて、
    とても感情移入しやすい物語です。
    どちらかというと人の成長を描いた作品、といった趣。

    血も凍るような恐怖を求めて読むと物足りないかもしれないけど、
    読後のすっきりとした感動を味わえる素敵な作品です。

    (2021年8月16日)

商品内容

要旨

「私には、なぜ人の不幸な未来が見えてしまうの?」これ以上考えられないほど最悪の誕生日を迎え、悲しみのどん庭にいた仁美。なんとか立ち直り、カメラマンとして働き始めた矢先、異常な事態に遭遇する。記念撮影をした老夫婦の悲惨な末路が、デジカメの液晶画面に現れたのだ。未来は変えられないのか?この現象を解明すべく、あの最悪の日にしまい込んだ、血塗られたデジカメを取り出した仁美に、恐ろしい惨劇が襲いかかる!

おすすめコメント

カメラが不幸を写し出す――。最悪の未来は変えられるか? 想絶な過去を乗り越え、カメラマンとして働き始めた仁美は、異常な事態に遭遇する。記念撮影をした老夫婦の悲惨な末路が、デジカメの液晶画面に現れたのだ。そして仁美に、次々と恐ろしい惨劇が襲いかかる!

著者紹介

吉村 達也 (ヨシムラ タツヤ)  
1952年生まれ。ニッポン放送、扶桑社を経て90年より専業作家。朝比奈耕作、氷室想介、烏丸ひろみ、志垣警部といった人気シリーズのほか、ホラー作品も大人気。ミステリーとホラーを作品の主軸として両立させた数少ない作家のひとり。2012年5月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)