
地方教育史論考
出版社名 | 大学教育出版 |
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出版年月 | 2000年3月 |
ISBNコード |
978-4-88730-380-5
(4-88730-380-7) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 150P 21cm |
商品内容
要旨 |
日本の近代化は、欧米先進諸国にかなり遅れて行われ始めた。これらの諸国に一日も早く追いつくために、日本では教育の力が非常に重視され、近代教育は、きわめて強い国家の管理の下に発達した。そのため、教育の歴史を見るとき、中央の政策や制度の研究は基本的なことであろう。しかし、中央の政策や制度・内容は、地方の教育の実態を強く規制する力を持ってはいるが、教育の実態そのものではない場合が多々存在する。教育史研究の本来のあり方は、教育の実態そのものを明らかにすることであり、その意味で、地方教育史の研究は、最も基本・基礎的なものであるといえよう。 |
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目次 |
序章 地方資料と教育史 |