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自己自身をみつめるための倫理学研究

出版社名 夏目書房
出版年月 2003年3月
ISBNコード 978-4-86062-011-0
4-86062-011-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 277P 20cm

商品内容

要旨

混迷の時代にわたしたちが忘れかけていた“倫理的な生き方”の基本を提示する哲学的考察の書。

目次

第1章 近代への胎動にみる倫理観(近代市民の道徳と経済生活
カントの最高善―幸福の問題を中心に)
第2章 実存主義思想にみる倫理観―その一(キェルケゴールの「倫理的生き方」について
ニーチェの『反時代的考察』のヴァーグナー論をめぐって ほか)
第3章 実存主義思想にみる倫理観―その二(交わりと実存
ヤスパースの暗号について―理性と愛と暗号 ほか)
第4章 文学にみる倫理観―内面への道の探究者ヘルマン・ヘッセ(『シッダールタ』
『荒野のおおかみ』 ほか)
第5章 教育論にみる倫理観(フンボルトにおける学問と教養
ヤスパースの教育哲学 ほか)

出版社
商品紹介

激動の維新を駆け抜けた2人の青年(俊輔と聞多)がくりひろげる冒険と行為と意志の物語。著者の初期代表小説と続編文明開化を復刻。

おすすめコメント

人間にとっての幸福とは、倫理とは・・・。近代市民の道徳と経済生活、カントの最高善、キェルケゴールの「倫理的生き方」について、科学技術時代の危険、ヤスパースにおける罪の問題、フンボルトにおける学問と教養、内面への道の探究者ヘルマン・ヘッセ。混迷の時代に、倫理的な生き方を提示する、哲学的考察の書!

著者紹介

松田 幸子 (マツダ サチコ)  
昭和6年茨城県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻修士課程修了、専門は倫理学、実存哲学。関東学院大学、信州大学、お茶の水女子大学各非常勤講師を経て、上田女子短期大学教授、同短期大学副学長、平成13年より上田女子短期大学学長、現在に至る。長野県教育委員、長野県教育委員長、長野県女性プラン推進委員会委員長などを歴任。平成6年文部大臣表彰(地方教育行政功労者)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)