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ミハイル・バフチン全著作 第7巻

〈フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化〉他

ミハイル・バフチン全著作   7

出版社名 水声社
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-89176-628-3
4-89176-628-X
税込価格 11,000円
頁数・縦 950P 22cm
シリーズ名 ミハイル・バフチン全著作

商品内容

要旨

厳粛なる恐怖や権威主義に対峙し、さかしまの世を到来させるカーニヴァル的な“笑い”。ラブレー文学に住まう陽気でグロテスクな民衆とそのイメージを斬新に読み解き、中世・ルネサンス文化の新たなる世界像を打ち立てた、著者の小説論の集大成にして彼の名を世に知らしめた代表作、待望の新訳決定版。

目次

フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化(問題設定
笑いの歴史におけるラブレー
ラブレーの小説における広場の言葉
ラブレーの小説における民衆的な祝祭形式とその形象
ラブレーにおける饗宴の形象
ラブレーにおけるグロテスクな身体像とその源泉
ラブレーの小説における物質的・身体的下部の諸形象
ラブレーの形象と同時代の現実)
“ラブレー”の増補・改訂

著者紹介

杉里 直人 (スギサト ナオト)  
1956年、岐阜県生まれ。早稲田大学大学院露文専攻博士課程中退。現在、早稲田大学ほか非常勤講師。専攻、ロシア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)