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キリスト教と日本の深層

出版社名 オリエンス宗教研究所
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-87232-078-7
4-87232-078-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 302,3P 21cm

商品内容

要旨

日本古来の宗教性と神秘性を顧み、イエスの福音とのかかわりを探る。

目次

自然の内に生きる―日本的神秘主義の原郷を探ねて
1 総論―日本人と宗教(日本人の自然観と神仏
日本的霊性の根本的特徴
「日本人とキリスト教」の問題系に向けて―柳宗悦の宗教観)
2 福音宣教の土壌としての日本(A.ヴァリニャーノの適応主義と『日本のカテキズモ』
キリシタン版『ひですの経』の「アニマ」論が意味するもの
小崎弘道の「国家主義的」キリスト教
新井奥邃の人生遍歴と生活思想―儒学とキリスト教信仰との連動性の体現―阿部仲麻呂
禅とキリスト教神秘主義―鈴木大雪の解釈を中心に―蓮沼直應)
3 日本文化の深層とキリスト教(無名の霊性―源氏物語における人間理解と宗教
パウロと親鸞の霊性
日本人とキリスト教美術―和田三造のイエス画伝を中心に
宮澤賢治における仏教とキリスト教―宮澤健太郎
祖先崇拝とキリスト教―ムケンゲシャイ・マタタ)

著者紹介

加藤 信朗 (カトウ シンロウ)  
1926年生まれ。首都大学東京名誉教授。聖心女子大学キリスト教文化研究所所員。専攻はギリシア哲学、教父哲学
鶴岡 賀雄 (ツルオカ ヨシオ)  
1952年生まれ。東京大学教授。専攻は宗教学、西洋神秘思想
桑原 直己 (クワバラ ナオキ)  
1954年生まれ。筑波大学教授。専攻は倫理学
田畑 邦治 (タバタ クニハル)  
1947年生まれ。白百合女子大学教授。日本カトリック教育学会会長。専攻は宗教哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)