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国際原子力ロビーの犯罪 チェルノブイリから福島へ

出版社名 以文社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-7531-0314-0
4-7531-0314-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

ベラルーシやウクライナの住民や医師の訴えを退け、福島における健康被害もほとんどないと嘯く、国連やWHOも篭絡した“国際原子力ロビー”の正体。彼らの主張は信じるに値するのか?科学/疫学的な意志への「裏切り」を追究し、未来の生命たちのために、そのシニシズムの構造を仮借なく追跡する。

目次

第1章 国際原子力ロビーとはなにか(なぜ、福島に来たのはWHOではなく、IAEAとICRPなのか
広島・長崎以降、放射線被曝の何が解明されたか
IAEAとはなにか―IAEA‐WHO‐ICRP‐UNSCEARによる支配体制)
第2章 エートス・プロジェクトの実相から(エートス・プロジェクトの諸問題
福島で行なわれたダイアログ・セミナーとはなにか
まとめとして―責任者の不在・過剰なる自己責任論・選択肢の不在)
第3章 内部被曝問題をめぐるいくつかの証言から(原子物理学者ワシリー・ネステレンコ
ユーリ・バンダジェフスキー、ガリーナ・バンダジェフスカヤ夫妻の研究
抹殺されたアップル・ペクチン
アレクセイ・ヤブロコフの証言)

著者紹介

コリン・コバヤシ (コリンコバヤシ)  
本名・小林實。1949年東京生。1970年渡仏、以来パリ首都圏に定住。美術家、ビデオ作家、フリージャーナリスト、著述家。『Days Japan』パリ駐在協力者。1970年代から核/原子力問題に関心を持ち、日仏の様々な軍事・民事の反核運動に関わってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)