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月と蛇と縄文人 シンボリズムとレトリックで読み解く神話的世界観

出版社名 寿郎社
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-902269-67-3
4-902269-67-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 277P 19cm

商品内容

要旨

土器や土偶が奇妙奇天烈に見えるのは、“彼ら”の造形技術が拙いからではなく、人類の根源的な思考方法で表現されているからだ―北海道考古学会会長が心理学や文化人類学・宗教学などを駆使して縄文人の“こころ”に迫る!

目次

第1章 縄文人のものの考え方
第2章 縄文人のものづくり原理(縄文土器は本当に鍋か
土偶のワキはなぜ甘い ほか)
第3章 縄文人の大地のデザイン原理(死者はなぜ穴に埋めるのか
竪穴住居になぜ住むのか ほか)
第4章 縄文人の神話的世界観(縄文人の世界観
月のシンボリズムの行方 ほか)

著者紹介

大島 直行 (オオシマ ナオユキ)  
1950年(昭和25年)、北海道標茶町生まれ。東洋大学文学部史学科卒業。伊達市噴火湾文化研究所長。札幌医科大学客員教授(医学博士)。従来の考古学の枠を越え、脳科学や心理学・文化人類学・宗教学・民俗学などを援用した考古学研究に挑む。縄文文化を新たな視点で読み解き、縄文文化の高い精神性に着目した研究を展開する一方、その成果を普及・啓発するため、北海道各地において「市民縄文会」を設立。北海道考古学会会長、日本考古学協会理事、日本人類学会評議員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)