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新・アジア経済論 中国とアジア・コンセンサスの模索

出版社名 文眞堂
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-8309-4896-1
4-8309-4896-5
税込価格 3,080円
頁数・縦 239P 21cm

商品内容

要旨

中国がアジアを変えるのか、アジアが中国を変えるのか!驚異的な経済成長に伴い、人民元の国際化から軍事費の増大、一帯一路戦略、AIIBなど、世界は中国の拡大に関心を高めている。「ワシントン・コンセンサス」と「北京コンセンサス」の限界を分析、「アジア・コンセンサス」と呼ぶ新たなアジアの開発協力モデルを気鋭の研究者が提示する。

目次

第1部 グローバル化するアジアと世界経済(アジア経済の変貌と新たな課題―アジア・コンセンサスを求めて
アジアの生産ネットワークと地域統合―電機電子産業の事例から
アジアの地域統合の進展と展望
オフショアリングとアジア経済―世界経済のサービス化
老いるアジアと国際労働力移動
アジアにおけるイスラム消費市場)
第2部 膨脹する中国とアジア(中国の経済成長―党主導型開発は格差を解消するか?
中国の膨張を支える対外戦略
中国の勃興とエネルギーを巡る諸問題
政治経済面で中国に接近する韓国
政治経済学からみた中国とASEAN関係
対立と協調のインドと中国
アジアの国際交通インフラの開発と物流)
第3部 アジア・コンセンサスの模索(新自由主義批判とアジア・コンセンサスのエチュード)
アジアの新たな開発協力モデル―「ワシントン・コンセンサス」と「北京コンセンサス」から「アジア・コンセンサス」へ