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日本国債の膨張と崩壊 日本の財政金融政策

出版社名 文眞堂
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-8309-4934-0
4-8309-4934-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 196P 19cm

商品内容

要旨

主要先進国では、最も累積した日本の国債。日本の国債は、現在、3つのリスクに直面している。3つのリスクとは、国債市場における流動性の低下、国債先物市場における海外投資家のシェア上昇と売り越し、日銀トレードによる日銀の損失累積である。本書では、戦後の財政法制定まで遡り、日本国債が膨張した軌跡をあとづけ、国債崩壊のリスクを検討する。

目次

第1章 日本型財政金融政策と国債
第2章 我が国の法人税と課税所得―法人の7割は法人税未納
第3章 個人所得税と所得格差の拡大―高所得層の所得税税率は10%
第4章 国債膨張の軌跡と論理
第5章 国債レポ市場と流動性の低下―崩壊の可能性(1)
第6章 国債先物市場と海外投資家―崩壊の可能性(2)
第7章 日銀トレードと日銀の損失―崩壊の可能性(3)
第8章 超長期国債の借換発行増加と国債整理基金特別会計
第9章 外国為替資金特別会計と政府短期証券

著者紹介

代田 純 (シロタ ジュン)  
1957年横浜生まれ。1989年中央大学大学院博士課程満期在籍中退。1991年(財)日本証券経済研究所大阪研究所研究員。1993年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス学術訪問員。1994年立命館大学国際関係学部助教授。1997年ミュンヘン大学日本センター客員教授、博士(商学)。2000年立命館大学国際関係学部教授。2001年公益財団法人日本証券経済研究所客員研究員。2002年駒澤大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)