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「呪術」の呪縛 下巻

宗教史学論叢 20

出版社名 リトン
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-86376-054-7
4-86376-054-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 414P 22cm
シリーズ名 「呪術」の呪縛

商品内容

目次

第1部 呪術概念の再検討(「呪術」の魅力―「永遠のオルタナティブ」の来歴と可能性についての試論
社会学年報学派の呪術論素描
「magia」とは何か―デ・マルティーノと、呪術の認識論)
第2部 事例研究:古代〜中世(メソポタミアにおける「祈祷呪術」と誓約―「宗教」と「呪術」と「法」
その声はどこから来るのか―腹話術の魔術性についての考察
カバラーにおける神名の技法と魔術の境界
ゾロアスター教神官マゴスの呪術師イメージ―バビロニア文化の影響と呪術師イメージの由来
古代ローマにおける凱旋の儀式―トリウンプスに関する最近の研究動向を中心に)
第3部 事例研究:近現代(近代ドイツ・オカルティズムの「学問」における「魔術」
「呪術ではない」祭儀―「秘義」としての聖体拝領
19世紀合衆国における回心と「呪術」―チャールズ・G・フィニーの新手法擁護論とその批判を中心として
近代ドイツにおける「奇術=魔術」―奇術とスピリチュアリズムの関係に見る“秘められてあるもの”の意味論
ロシアにおける呪術概念の検討
呪術としてのキリスト教受容―ミクロネシア・ポンペイ島を中心に)