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ソヴィエト・ロシアの聖なる景観 社会主義体制下の宗教文化財、ツーリズム、ナショナリズム

出版社名 北海道大学出版会
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-8329-6839-4
4-8329-6839-4
税込価格 8,250円
頁数・縦 417,31P 22cm

商品内容

目次

第1章 ソヴィエト・ロシアにおける宗教政策の展開と宗教の社会的変容
第2章 ソヴィエト・ロシアにおける宗教・社会主義・世俗化
第3章 宗教をめぐる学知の確立
第4章 史跡・文化財保護運動の展開
第5章 科学的無神論の展開と「信者」の相貌―ウラジーミル州でのフィールドワークを中心に
第6章 ふたりのアンドレイ―ルブリョフとタルコフスキー
第7章 記憶への旅―社会主義の経験と景観表象の変容

おすすめコメント

1953年からペレストロイカ開始までの後期社会主義時代を中心に、社会主義体制下のロシア正教に対する社会心性・宗教性を、教会・修道院建築、イコン、フレスコ画他の美術作品の処遇から叙述する意欲作。ロシア語アーカイブ資料など貴重な資料も提供する。

著者紹介

高橋 沙奈美 (タカハシ サナミ)  
静岡県浜松市生まれ、岐阜育ち。2003年京都大学文学部現代文化学専攻卒業。2011年北海道大学文学研究科地域文化学専攻博士後期課程学位取得(学術博士)。北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)