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苦難と心性 イタリア・ルネサンス期の黒死病

出版社名 刀水書房
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-88708-441-4
4-88708-441-2
税込価格 9,240円
頁数・縦 521P 22cm

商品内容

目次

序論 トレチェントの苦難(トレチェントの時代と危機
黒死病とは―その衝撃と原因)
第1部 黒死病による苦難を都市・農村のレベルから見る(黒死病による苦難の実態に迫る―総論的考察
イタリアの都市・農村の大黒死病の死亡率―各論的研究
地域研究の総括的展望―ベネディクトヴの見方に対する批判と評価)
第2部 ベストによる苦難と心性を個人のレベルから見る(人はベストにどのように対応したか―個人の生涯と心性から見る)
第3部 中近世の黒死病の形態―概観(イタリアの一五世紀の黒死病と中近世の黒死病)
第4部 ベストによる心性を都市政府のレベルから見る―一五世紀フィレンツェの立法・政策・判決に心性を読む(“峻厳な神”とペスト的心性の支配―総論的考察
ペスト的心性の対応をフィレンツェの法令・制度・判決に見る―各論的考察
結語)
付録

著者紹介

石坂 尚武 (イシザカ ナオタケ)  
1947年千葉県生まれ。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。同志社大学教授。博士(文化史学、同志社大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)