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権力と音楽 アメリカ占領軍政府とドイツ音楽の「復興」

出版社名 吉田書店
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-905497-77-6
4-905497-77-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 316P 20cm

商品内容

要旨

ドイツの「音楽の戦後処理」とはなんであったのか―芸術と政治の一断面。

目次

第1章 瓦礫と音楽―崩壊の中からの再生(瓦礫の中からの文化的再生
「二〇世紀」という瓦礫の再構築―ボリス・ブラッハー ほか)
第2章 音楽の監視―アメリカのドイツ占領とドイツ音楽(音楽の非ナチ化、音楽を通じた非ナチ化
占領軍政府による音楽への介入 ほか)
第3章 音楽におけるアメリカとドイツの対面―アメリカ占領当局による「アメリカ音楽の売り込み」とドイツ再教育(メニューインのドイツ訪問
「音楽家訪問プログラム」 ほか)
第4章 音楽の非ナチ化―ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の復興(ベルリンフィルハーモニーの来歴
ドイツ降伏直後のベルリンフィルハーモニー ほか)
第5章 ラジオ放送を通じた音楽の非ナチ化(ドイツ占領の中のラジオ放送
アメリカ軍占領地区放送局(RIAS) ほか)

著者紹介

芝崎 祐典 (シバザキ ユウスケ)  
1970年生まれ。東京大学文学部卒業、早稲田大学政治学研究科修士課程修了、東京大学総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。筑波大学准教授などを経て、中央大学法学部、成城大学文芸学部など、非常勤講師。専門は、国際関係史、文化研究、政治と芸術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)