• 本

アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪

出版社名 東宣出版
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-88588-101-5
4-88588-101-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 275P 19cm

商品内容

要旨

ヒトラーが独裁者として成り上がっていく過程を、シカゴのギャングの世界に置きかえて描き、ポピュリズムへの警鐘を鳴らした「アルトゥロ・ウイの興隆」。血のつながりもない子を必死で育てる娘グルーシェの姿とにわか裁判官アズダクによる大岡裁きを通し、戦争で荒廃した人々の心の再生(対立の和解)を謳った「コーカサスの白墨の輪」。亡命時代に書かれ、ともに時代と切り結んだブレヒトを象徴する作品。

著者紹介

ブレヒト,ベルトルト (ブレヒト,ベルトルト)   Brecht,Bertolt
1898年生まれ。ドイツの劇作家、詩人。「叙事的演劇」を提唱して、劇団「ベルリーナー・アンサンブル」を創設し、二十世紀の演劇に大きな足跡を残す。1956年心筋梗塞のためベルリンで死去
酒寄 進一 (サカヨリ シンイチ)  
1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。シーラッハ『犯罪』で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第一位を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)