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ジュール・ヴェルヌとフィクションの冒険者たち

出版社名 水声社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-8010-0554-9
4-8010-0554-3
税込価格 3,300円
頁数・縦 306P 20cm

商品内容

目次

物質主義の矯正装置としての幻想―ヴェルヌとホフマン
或る復讐譚の変奏―『モンテ=クリスト伯爵』から『シャーンドル・マーチャーシュ』へ
「生成のブロック」としての「演奏目録」―ヴェルヌとプルースト
師弟の邂逅―ヴェルヌとルーセル
“ドイツのヴェルヌ”と呼ばれたくなかった男―ヴェルヌとラスヴィッツ
ロビンソン的独我論の爆破―ヴェルヌとコナン・ドイル
空洞地球再訪―ポー、ヴェルヌ、ブラッドベリ
ジュール・ヴェルヌはなぜ「SFの父」と呼ばれるのか?―ヴェルヌとレム
密使の系譜―日本近代演劇史に絡むジュール・ヴェルヌ『ミハイル・ストロゴフ』をめぐって

著者紹介

新島 進 (ニイジマ ススム)  
1969年、埼玉県生まれ。レンヌ第二大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在、慶應義塾大学教授。専攻、近現代フランス文学、SF文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)